甘いフルーツは糖尿病だと控えるべき??

糖尿病のご家族がいらっしゃる方から、
「甘いフルーツは糖尿病だと控えるべきか?」
とご質問をいただいた回答をこちらにも掲載します。
果物の正しい情報を広げる一助となりますように!

果物ソムリエ資格を取る際に、糖尿病とフルーツ摂取の関係について学んだことに準拠してお答えします。

結論からいうと
糖尿病でも、そうでない方でも、バランスの取れた食事は推奨されていて、糖尿病の方の場合も日本糖尿病学会の「糖尿病食事療法のための食品交換表」にフルーツも掲載されています。

以下は「毎日くだもの200グラム」のサイトにある資料からの抜粋です。
*****
くだものはエネルギー量当たりのビタミンCやカリウム、食物繊維の含量が高く、制限された食事でも必要な栄養素が効率よく摂れる食品なのです。このように、くだものは糖尿病食事療法でも血糖値を上げにくい食品であると見直されており、糖尿病の食事に欠かせない食品となっています。
ただし、

1日あたりの総エネルギーのうち、「1日80kcal分摂るよう推奨」となっています。

というわけで、

糖尿病をお持ちの方にやさしいフルーツ、そうではないフルーツがあるのではなく、
フルーツは甘いから糖尿病だと控えるべきでもなく、
*1日80kcal分
*栄養バランスの取れた食事に含めて取る
のが推奨されている、となります。

フルーツだと、調理する必要なく、そのまま手軽に摂れます。

ぜひ、バランスのとれた食事の中にとり入れていただけたらと願っております。

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