私と野菜①Happy ベジジャーナルができるまで
Happyベジジャーナルを作った私が、野菜ソムリエになったきっかけ、
野菜と私の出会いを記していきます。
私の両親は、私が生まれた時から共働きで、
長い休みには祖父母のうちで過ごすことが多かったのですが、
幼少期、一緒に過ごした大好きな祖父母は、自家用に季節の野菜を年中作っていました。
祖父母の一代前は農家で、畑も田んぼもありました。祖父母のうちにいる間、
私も一緒に畑にはほぼ毎日通って、お昼を畑で食べることもありました。
草の茂った畦道を、「蛇出てこないで。。。!」と長靴で踏み鳴らして歩いたり。
夏には、農業用水路で冷やしたスイカを石にぶつけて割って畦道で食べたり、
太陽に照らされたほのあったかいトマトをもいで、顔を汁まみれにしてかぶりつく。。。
水やり、雑草や虫を取り除いたり、収穫したての野菜を食べ、
季節感はもちろん、気温、湿度、香り、風、土の感触、音、雨の匂い、、、
野菜が育つ畑丸ごと、五感たっぷりに経験しました。
そんな幼少期を経たものの、私の野菜果物好きは、健康志向とか食いしん坊、という域を
出ないと自分では思っていました。
それが育児しながらの毎日の食事作りがきっかけで、再燃しました。
野菜果物を子どもたちにどう触れてもらい、食べてもらおうか?
食生活でも家族の体調を考えることや、目指したい季節感ある食生活に
野菜果物は欠かせなかったのです。
それに、、、
誕生日や季節、行事食のコーディネートなどは、
子どもたちに喜んでほしい
季節のもの、初めてのものに触れてもらいたい
そう思っていた私には、そんな機会をシェアすることもとても楽しみでした。
もっと野菜果物のことを知りたい好奇心と合わせて、
野菜果物に接する気持ちと、子育てで子どもに対する気持ちの、
何か共通点のようなものがあるなと、感じ始めていた頃でもありました。
②へ続く