私のトラストコーチングスクール体験談
トラストコーチングスクールを受講してから、私の捉え方が変わった分岐点があります。
私がやはり、働きたいと社会復帰を心に決め、短期の仕事をもらい、、実家の母に、娘と末っ子を託した夏休みがありました。
仕事はしたいけど、働く母になること、子どもたちに今までとは違う過ごし方をさせること、私はかなり不安でためらっていました。
夏休みだけの単発仕事をいただいたものの、、、さびしい思い、させるんじゃないかな。夜、姉と眠れるかな。
短期とはいえ、久々に英語を使ったフルタイム業務は楽しかったものの、子どもに無理させて酷い母だと自分を責めながら、10日間業務を全うしました。
田舎に迎えに行った私に駆け寄ってきた彼は、目をウルウルさせていて、ぐっときました。頑張ってくれて、ありがとうの気持ちでいっぱいに、はぐはぐしました。
その後しばらくしても、私の罪悪感は消えず、働きたい気持ちと働いてはいけない気持ちで行ったり来たり。オンラインという選択肢で今の仕事に至ってからも、仕事する自分がなんだか後ろめたくて、子どものいない昼間と深夜に限るようにしていました。
あの夏休み、確かにさびしかっただろうけど、
初めてヤゴやタガメに触れて過ごした4才の末っ子は、虫に目覚めたのでした。
当時102才の私の祖父とじっくりと交わる時間も持てた夏休み。
彼の人生史上とても貴重な体験をしていたわけで、まあ、よしとしようかな、と曖昧に過ごしていました。
その後、短期単発の仕事を皮切りに試行錯誤の社会復帰大作戦をして、今のオンライン英語学習コーチに至りました。
英語学習でのコーチングをもっと磨きたい、と受講したトラストコーチングスクール。
コーチから、
「お子さん学童に入れないんですか?」と問われました。
今まで自分では考えもしなかった。。。
客観的に見れば、在宅勤務とはいえ業務時間が増えて、子ども達を前ほど見てはいられなくなっていたので、選択肢としてはあり。
子どもを託さないのは、なぜなんだろう??
その疑問から浮かんできたのは、、、共働きで、自分がさびしい思いをしてきたから、子どもは私が働くときっとさびしい思いをする!という思い込み。
まるで両親にカタキを撃つように、握りしめてきた思いをいまだに持っている自分に気付きました。自分と一体化して、本当に気づけなかった思い。
私の思い込みを問われることがなかったら、まだモヤモヤしたまま、社会復帰したい自分と働く自分を責める自分、どっちつかずに仕事をしていたかも知れません。そんな姿だったら、家族には今ほど協力も応援もしてもらえずにまた自己嫌悪の悪循環だったかも。
何より私の思い込みを守ることで、末っ子の貴重な体験を奪っていたかも知れない。
今の私は、挑戦する自分をちょっと誇らしく褒めているから、家族にもそれが伝わっているんだな、と感じます。
それに、少し恨めしく思っていた母にも、自分をラクに明かせる関係になれています。
大切な人たちの可能性を、無意識な思い込みで奪わないために。
まずは自分との、そしてたくさんの人との、コミュニケーションを大切にコーチングを学んで深めていきませんか?