お子さんが英語学習する上で、大切な環境って？

最近、中学生2年生のお子さんの英語の勉強をみてほしい、と育児仲間からご要望いただきました。

その中で、英語コーチとして、マザーズティチャーとして、気づいたことがあったので、シェアさせていただきます。

英語学習コーチングって、どんなものなのか、少し垣間見ていただけたら、とも思って書きます。

 

はじめに、どんな状況になれたら、自分の英語学習はOK!と思えるかを詳しく本人にヒアリングしました。

それに向けて設定できるレッスンは2回だけという切迫したタイミングだったので、中間テスト範囲で一つだけポイントを選び、一緒に勉強しました。

 

まずテキストを読んでみてもらったら、途中つまづいて

「わからなーい」と止まってしまった彼女に、

「何がわかったら、わかりそうなの？」と聞いて、知らないある単語に辿り着きました。

「日本語だったら、知らない言葉が出てきたら、どうしてる？」

「調べる」

「じゃ英語も同じことをやろう」と伝えると、

テキスト索引や辞書で、いくつかを自分で調べて、一つの文章を最後まで読み切りました。

「調べて読む前と今では、音読していて、どんな違いがありそう？」と聞くと

「今は意味がわかって読めてる！」と返答が来ました。

「良かった。私だって、知らない単語いっぱいあるし、今でもしょっちゅう辞書で調べてるよ。」と伝えたら、

ちょっと意外な表情で、でも、言語習得に必要な学習の地道さに、少し気づいてくれたようでした。

 

おそらく、彼女の中で「英語がわかる」状態は、初めて見た文章でもスラスラ読める状態と思っていて、

それができない自分は、英語は理解できないのだ、と思っていたのかも知れません。

そうして、苦手意識が募ってしまい、学習する意欲も自力では出せなかったのかも知れないな、と感じました。

 

でも、ママにそれは知るよしもなく、、、

 

 

そもそものきっかけは、

そのママから見て、私が子どもに対して安定した接し方をしている印象があったから、ということでした。

（表立っては、ね💦内心はぐらぐら煮えたぎってることもあります。でも、もし安定して見えていたとしたら、それはマザーズコーチングスクールの学び続ける環境のおかげだなと思っています。）

 

そのママは、

幼稚園の時は、夢中になって色々取り組んでいた子なのに、

中学生の今、スマホやゲームばかりしているお子さんを見た時、つい口うるさく言ってしまって、と打ち明けてくれました。

友達は平均の成績が取れているのに、うちの子は取れていないと思ったそうで、落ち着いて思えば、自分の焦りから不安でそんな声かけをしてしまったと、振り返っていました。

〇〇ちゃんを思う気持ちから、きちんと冷静になっていて、偉いね！と伝え

 

ママが不安になるときは、

自分自身の心身の疲れが溜まっている時、誰かや何かと比べている時だと思うよ。

 

親には子供を育てる責任があるから、と育児に一生懸命になるあまりに、不安になったり、焦ったりする気持ちだと

子どものありのままをじっくりと聞いて、受け止めたり、言動の元になる気持ちを思う余裕が生まれないんじゃないかなー

ママ自身がそういう不安や孤立感を感じる状態だと、声かけや接し方がやっぱり影響されてしまうのではないかなー

 

と話しました。彼女は、やっぱり自分の状態の影響と再確認してくれたようで、その後素直にお子さんに謝ったそうです。

もともとお子さんへの愛情たっぷりで、それまでいい親子関係ができてきていたから、自分で気づいて即謝ってまた関係作りに戻って行けたのだろうな、と改めて彼女を尊敬しました。

 

深い愛情があるのに、それが伝わらないかも知れないなんて、コミュニケーションの影響は本当に大きいですね。

（それにしても、人のことはよくわかる私、苦笑）

 

いくら子ども自身が頑張ること、と思っても、

ママたちが学習やテストの成績を心配する気持ちは当然だと思います。私もそうです！

ただ、

そこにどんな気持ちで本人は向かっていきたいのか、

どうなれたら、本人が自分にOK！と思えるのか、

共有していることが、他と比べず、自分のペースで、親子でその目標や方向に向かっていく前提になるし、

その目標や方向を共有をするさらに大前提なのは、子どもの話をじっくり聞く態勢を作れるように、

ママ自身が自分を整えてあることだと思います。

 

勉強がこれまでより大変だから、だけじゃなく

英語の勉強が難しいから、だけでもなく

 

ママが子どもさんとじっくりコミュニケーションを取れる状態でいることが

どんな時もお子さんも支えていく土台になるし、お子さんの大事な学習環境の一つにもなると私は思っています。

（これはちょっと、英語学習に関わる1人として、お願いに近い心境です。）

 

そう考えると、子どもを支える母の1人として実践するべき大事なことは、自分でできることがほとんどの気がしてきて、気持ちも楽になるのは私だけでしょうか？

ご興味ある方は、マザーズコーチングスクールの無料オリエンテーション実施できます。
お問い合わせくださいね。

最後までお読みくださり、ありがとうございました！